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操作感の違和感
なんだかんだと今年に入ってからネット配信づいて翻弄されまくりな私なのだが、なんかこう、通信と放送の合間にいる不思議な感じがするのがダ・ゾーンなのであり、操作感にちょっぴり戸惑っていたりするのである。
テレビでの視聴、私の場合はAmazon Fire TVを経由してになるのだが、これはアプリをクリックして起動、番組を選んでまたクリック、みたいなことになるので、ある意味テレビというよりネット的な操作感。
戸惑うのは、PC上で見たりするとき。ウェブページにアクセスすると、いきなりライブやら最新の見逃し再生の番組がバラバラと表示されてその中から選んでクリックなのである。いや、実は同じなんだよね、TVとPCの操作。でも、PC側ではちょっと違和感ありというのが不思議だ。
ログインなぞして検索やら階層降りたりやらしてようやくお目当てのコンテンツにたどり着くテレビ局のオンデマンドのページ、よりもネットの作法じゃないというか、チャンネル選ぶだけのテレビにちょっとだけ寄ってる操作感。そこに私は違和感を感じたのだ。ウェブのインターフェイスってこういうもんだよね、という思い込みが自分の中に案外と強くあるんだなあ。
もちろん、トップ画面の下の方にはジャンルやらあって階層降りる操作もできる。ライブで楽しむべきスポーツというジャンルに特化してるこそのインターフェイスを突き詰めたらこうなった、ということなんだろう。そういえばAmazonプライムビデオのTVで起動した最初の画面の一覧にコンテンツ単体と外部アプリとが混在してるのって、レイヤー揃えがちなウェブのインターフェイス=通信っぽくないよなあ。放送っぽくなってるっていうか、見たいものへのアクセスの速さを突き詰めていってるってことか。
ウェブって新しいって言ってももう20年やそこらは経ってるわけだしなあ。変わってくよね。進歩だよねこれ。と、しみじみしながらサッカーを見つつその一方で、配信遅延の通称「クルクル」に苛立ったり、早送り巻き戻ししたい時に画面上で再生されながらのアナログな感じにならないのに残念さを感じてしまう。この辺も、放送+録画という従来の手法の良さを見習って欲しいものだ。