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ショートカットまでの道のりは、ショートカットじゃなかった。
クリエイティブに移ってすぐくらいからだから、もう20年くらいはMacを使っている。キーボードショートカット、いろいろ使っている。Command+sでセーブする、というのを最も多用しているだろうか。フリーズして作業が無駄になる恐怖とともに仕事しつづけている。
立ち上げているアプリを切り替える、Command+TABもよく使う。リモートでの打合せが多い昨今、共有するアプリに移って、チャット見て、みんなの表情うかがって、みたいに狭いノートPCのディスプレイでやりくりしている。
で、である。「同じアプリの中で別のウィンドウに移る」というのについては、なぜかずーっとマウスカーソル動かしてクリックとか、メニューのウィンドウから指定してやっていたのである。ずーっとずーっと、Command+TABみたいにできればいいのになあ。と思いながら。
そのときは、今朝ふと、やってきた。これ、検索してみるか、と思ったのである。なぜだろう。わからない。
検索してみた。Command+F1。あっさり出てきた。あったのか!という驚きと、F1ってMacbook Proじゃ押せないじゃん!という困惑が同時に押し寄せる。さらに検索。ええ?F1ってfn長押しで表示されるのか。さらに検索。なんと、キーボードショートカットの割り当てって自分で簡単にできるのか!さらに調べると、Option+TABが便利らしい。
うわー、なんだったんだ、この20年くらいのちょっとしたモヤモヤというか小さなイライラは。一気に解決しちゃったよ。うれしい、でもなんだか悔しい。
うーん、やっぱり疑問はほっといちゃいかんよなあ、好奇心って大切だなあ、こういうことにはまって気づかないのってリスクだよなあ、こういう無駄なブレーキの蓄積が精神的な老いってことなのかなあなんて思ったしだいです。反省。
というわけで、これからはウィンドウ間を自在に飛び移りながら華麗にリモートでしゃべるワタクシとなりますのでご期待ください。(せんわ!)